我が家のトルコ料理

旅行をきっかけに1日3食トルコ料理になった我が家の食卓をレシピとともに紹介

マリービスケットとココアで簡単10分モザイクケーキ

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どこでも手に入る材料で超簡単にできるトルコのデザートMozaik Kek(モザイクケキ)。衝撃のスぺル「Kek」(笑)日本でいうPudding(プディング)を「プリン」にしちゃったみたいな妙な親近感を覚えます。お互いに憧れの欧米です(笑)

ビスケットはスーパーで売ってる森永のマリービスケットなどシンプルなものなら何でもOK!今回は少し素朴にしたかったので、ポルトガルのマリアビスケットを使ってみました。森永よりほんの少し甘さ控えめです。カルディーでも売ってます。

ビエイラ・デ・カストロ ポルトマリア 200g

ビエイラ・デ・カストロ ポルトマリア 200g
価格:124円(税込、送料別)

 

材料(3人分)

  • マリービスケット・・・・・・・・100g
  • バター(あれば無塩)・・・・・・・・大さじ1
  • 牛乳・・・・・・・・1/3カップ
  • ココアパウダー・・・・・・・・大さじ山盛り1
  • 砂糖(もしくは粉砂糖)・・・・・・・・大さじ1.5
  • ココナッツフレーク・・・・・・・・飾り用に適量

作り方

  1. ボウルのなかでビスケットを割る(細かくなりすぎない程度に)

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  2. フライパンに弱火でバターを溶かし、牛乳、ココアパウダー、砂糖を加える

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  3. フライパンのソースをビスケットにかける

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  4. 木べらで混ぜながら、ビスケットを細かく砕く

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  5. サランラップの上に乗せ、好きな形に成形する

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  6. 冷めたら、冷凍庫で2、3時間休ませる
  7. 薄くスライスして、ココナッツフレークをかけて出来上がり

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お菓子作りと呼べないくらい簡単ですが、美味しいです。ビスケットのほどよい塩気と食感がアクセントになって、ついパクパク食べちゃいます。甘すぎないのがいい。冷たい状態が美味しいので、作っておいて、家でお茶するときに出すのがおすすめです。あったかいコーヒーに合いますよー♪

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さっぱりピクルスが決め手!大人のポテトサラダ

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ちょっとしたおもてなしにぴったりの、Pembe Soslu Patates Salatası (ペンベ・ソスル・パタテス・サラタス)。「ピンクソースのポテトサラダ」の意味だそうです。ケーキのようにかわいい見た目で、普段の料理はもちろん、ホームパーティでも大活躍。

私は昔から日本のポテトサラダも大好きですが、渇望して食べるわりに3口で飽きるんですよね。美味しいけど、マヨネーズをたくさん使うから、こってり&甘くなりすぎるのかな。

トルコのポテトサラダはソースがヨーグルトベースなので、とてもさっぱりしていて、ばくばくいけます。ソース以外の塩気はピクルスのみというのもポイント!見た目が明太もんじゃですが、すべてソースなわけではなく、へりに乗っています。一度食べたら、いつものポテトサラダには戻れないかも!

材料(4人分)

  • じゃがいも・・・・・・・・6個
  • イタリアンパセリ・・・・・・・・4、5本
  • キュウリのピクルス・・・・・・・・お椀に1杯(なかなか見つからないかもしれませんが、ベストは砂糖不使用の甘くないトルコのピクルスです。せいぜい3センチのミニサイズが特徴。なければ、キュウリを細かく切って塩もみでもいいかも。トルコピクルスの漬け方をいずれ探し出します(母抱負)
  • 細ネギ(万能ネギ)・・・・・・・・5本
  • レモン・・・・・・・・1個
  • オリーブオイル・・・・・・・・1/4カップ
  • ミント・・・・・・・・お好みで適量
  • 粉パプリカ・・・・・・・・お好みで適量
(ソース用)
  • ヨーグルト・・・・・・・・1カップ
  • マヨネーズ・・・・・・・・大さじ2
  • ケチャップ・・・・・・・・大さじ2
  • ・・・・・・・・ひとつまみ
  • こしょう・・・・・・・・ひとつまみ

作り方

  1. じゃがいもを洗って、皮つきのままゆでる。圧力鍋の場合は、カップ1の水を入れて、鍋に入る大きさのざるにじゃがいもをのせて強火にかける。沸騰したら、弱火にして5分。火を止めて、レバーが下がるまで蒸す。普通鍋なら柔らかくなるまで(目安15分)。
  2. ゆであがったじゃがいもの皮をむいてボウルに入れ、マッシャーやフォークでつぶす
  3. ピクルスを細かく(薄く)切る。量はこんな感じ。微妙なサイズ表現。手は私の親友です(笑)

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  4. 細ネギを小口切りにして、パセリも同じくらいの大きさに刻む
  5. ボウルにピクルス、細ネギ、パセリ、オリーブオイルをいれて混ぜる
  6. レモンをボウルにしぼる。トルコ料理に欠かせないレモン汁。母研究の結果、こんな感じにフォークを刺して、ぐるっと回すのが一番よく搾れるらしい

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  7. ソースの材料を別の容器で混ぜる
  8. ケーキの型にボウルの中身(ポテトサラダ)を移す(型がなければ、深めの皿など好きな形のものを)。クッキングシートをへりに入れておくと、あとで簡単にひっくり返せます(なくてもOK)。ヘラで表面をペチペチ叩いて平らにする

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  9. お皿の上にひっくり返す
  10. ソースを乗せるためにへりをつくる

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  11.  ソースを流し込む

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  12. お好みですり潰したミント(周りにちょこんと乗せてるの↓)と粉パプリカを飾り付けて完成!ふちをプチトマトで囲んでもかわいい 。ポテトサラダにミントを使うなんて日本にない発想!このひと手間でさらに美味しくなります。

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4人分といってもかなり楽しめる分量ができます。ちょうど友人と兄夫婦がきていたので、6人で3時のおやつにペロッと平らげてしまいました。ソースの酸味が好みで、すぐまた作りたくなるー!

我が家の味噌汁、レンズ豆のスープ

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我が家の朝食はだいぶ前から味噌ベースではなくなりました(笑)

味噌汁の代わりに、このレンズ豆のスープ(メルジメッキチョルバスというらしい)かトマトのスープ(ドマテスチョルバス笑)を飲んでいます。豆なので腹もちがよく、パンが止まりません!30分足らずで(圧力鍋ならもっと早く)簡単にできます。まろやかでこくがあって毎日飲んでも本当に飽きのこない味です。

材料(4人分)

  • 玉ねぎ(小)・・・・・・・・半分
  • サルチャ(トルコのトマトペースト) ・・・・・・・・大さじ1
  • オリーブオイル・・・・・・・・大さじ1
  • レンズ豆・・・・・・・・1カップ
  • ・・・・・・・・4カップ
  • ・・・・・・・・小さじ1
  • 乾燥ミント・・・・・・・・適量
  • あらびき唐辛子(チリペッパーでもOK)・・・・・・・・適量
  • レモン汁・・・・・・・・お好みで

作り方

  1. 玉ねぎをみじん切りにする
  2. 鍋に中火でオリーブオイルを熱し、玉ねぎを炒める
  3. 玉ねぎがしんなりしたら、サルチャを投入。玉ねぎとオリーブオイルになじませる
  4. さっと洗ったレンズ豆を投入して、ひとまぜする
  5. 水をいれる
  6. 強火で沸騰したら、蓋をして弱火でコトコト。圧力鍋なら5分、普通鍋なら15~20分、レンズ豆がすっかり柔らかくなるまで煮る(写真のようになります)

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  7. 塩で味つけ。ここまでで美味しく食べられますが、ブレンダーをお持ちの方は、ガガッとかき混ぜると口当たりがさらによくなります。こういうの↓
  8. お好みで乾燥ミントと粗びき唐辛子、レモン汁を加える
余ったらタッパーなど容器にいれて、冷蔵庫へ。豆でドロッと固まるので、食べるときは少し水を足してレンジで加熱するとおいしく食べられます。朝忙しい人は夜に作って、冷蔵しておくのがおすすめ。作って2~3日で食べきってください。一人暮らしの人は週末に4人前作って、週前半の朝ご飯や夜ご飯にすれば、栄養もとれるし、おしゃれな食卓に酔えると思います(笑)

このブログについて

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このブログでは、我が家のトルコ料理をレシピとともにご紹介します。

我が家は日本在住の一般家庭です。家族は全員日本人。4年前に母が旅行でトルコを訪れて以来、1日3食トルコ料理になってしまいました(笑)

周りからは「毎日、ケバブ食べてるってこと?」「よく飽きないね」「旦那さん(お父さん)、えらいね…」といった反応が寄せられています。

娘の立場からいえば、全然飽きません

とにかく美味しいし、野菜や豆もたっぷり摂れて栄養満点。父は鈍感なので毎食トルコ料理であることに気づいていない可能性がありますが、満足気に食べています。手軽に作れるものも多いです。皆さんにもそんなトルコ料理の魅力を知って欲しいと思い、ブログを使うことにしました。

日本で手に入る食材で作ります。

私たち自身が日本在住なので、基本的にスーパーか楽天市場のトルコ食材店「ドアル」で買えるもので作ります。

豚肉は(ゼラチン含め)使いません。

母はトルコ料理に傾倒しすぎて、文字通り毎食食べていたら、豚肉を受け付けなくなってしまいました(トルコ人はほとんどイスラム教徒なので、豚肉を使わない)。ガチすぎてうけます。なので、我が家のレシピに豚肉は出てきません。

日本で紹介されていない本場レシピ満載です。

トルコ料理への飽くなき探求心から、トルコ語学習まで始めてしまった母。辞書は読み込まれてボロボロ。一番の参考書はトルコ人の料理家によるYoutubeトルコ語で書かれたレシピ本です。それが日々の食卓に出てくるので、まだ和訳されていない料理をたくさんご紹介できると思います。

料理初心者でも作れます。

娘の私も再現できるようにレシピを残すことが、このブログのもう一つの目的です。私の料理力は-3000くらい(0=中学の調理実習修了レベル)なので、料理初心者の方もどうぞ安心して参考にしてください。

最初は母にブログを書くように勧めて、アメブロ参入を試みたのですが、全く発信する気がなくパソコンは苦手なようなので、母は作る専門として、私が書いてみることにしました。まずは1年間・週1回・計50レシピの紹介が目標です。少しでもトルコ料理の浸透に貢献できれば嬉しいです(*^^*)