我が家のトルコ料理

旅行をきっかけに1日3食トルコ料理になった我が家の食卓をレシピとともに紹介

ネギの甘みと胡椒肉団子でつくる冬の栄養満点スープ

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Köfteli Pırasa Çorbası(キョフテリ・プラサ・チョルバス)=肉団子入りネギのスープで風邪知らずの身体づくり!

トルコ料理は肉メインで不健康そうと思っている人にこのレシピを教えたいです。ねぎが容赦なく丸3本入っています。ねぎの自然な甘みで、「あー凄いねぎ食べてるわ」とプラシーボ効果が半端なく見込める上、実際にねぎのアリシンという成分が、ウイルスの繁殖を抑えてくれます。予防はもちろん、風邪の引き始めに効果てきめんな一品。美味しいので普段も食べたい!

かく言う私は、基本的にねぎが嫌いです(笑)「食べなくて良いなら全く興味がない野菜ランキング」のTop3に入りますね(1位はごぼう)。辛さがいやだし、煮込んだときの甘みも、甘ったるく感じて苦手でした。でも、このスープは大好き!ピリッと胡椒の効いた肉団子がねぎの甘さを絶妙に引き出してくれて、飽きずに何杯でも飲めます(胡椒は多めに使うのがポイント)。ねぎが苦手なお子さんにもいいかもし。ブイヨンに頼らない、旨みたっぷりのトルコのスープをぜひ試してみてください。

材料(4~5人分)

  • ねぎ(太ねぎはさらに甘くなってよい)・・・・・・・・2~3本
  • 全粒粉・・・・・・・・大さじ3
  • オリーブオイル・・・・・・・・大さじ2
  • バター・・・・・・・・大さじ1
  • 水・・・・・・・・カップ1
  • 熱湯・・・・・・・・800 ml
  • パセリ(イタリアンパセリ)・・・・・・・・お好みで3本くらい

(肉団子)

  • 牛ひき肉・・・・・・・・150g
  • 玉ねぎ・・・・・・・・1/2個
  • 塩・・・・・・・・小さじ1/2
  • 胡椒・・・・・・・・大さじ1
  • クミン・・・・・・・・少々
  • 小麦粉・・・・・・・・適量

作り方

  1. ねぎ(太めがいいが、何でもOK)を洗って、長め&細めの短冊切りにする

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    f:id:chikaekmek:20160207155605j:plainいっぱい入れます!白い部分を丸2本!

  2. 鍋(あれば厚手)にオリーブオイル、バターを温め、ねぎを3~4分炒める

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  3. 全粒粉を加えて2~3分さらに炒める

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  4. 混ざってねっとりしてきたら水を入れてなじませ、今度は熱湯(800mlくらい。さらっとしたのが好きな人は多め)を加えて濃度がつくまで蓋をして弱火で煮る(好みの濃度に応じて湯をたす)

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  5. その間に肉団子(キョフテ)作り。ボウルにひき肉を入れ、玉ねぎをおろすか、ごく細かなみじん切りにして加える。塩、こしょう、クミンを加えてよく練る

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  6. ひよこ豆くらいの小さな肉団子を作る。少量の肉をつかんで、半分にして指先で丸め、手のひらで2つ一度にコロコロすると早くできる

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  7. できたお団子は、くっつかないように少量の小麦粉をふった平たい皿に並べておく
  8. 作り終えたら、さらに上から小麦粉を振りかけ、皿をゆすってキョフテの表面にまんべんなく粉をまぶす

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  9. 肉団子を少々の油(分量外)で焼き、どんどん鍋に入れていく
  10. スープに肉団子を加えてなじませ、塩味を調整して、お椀にそそぐ

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  11. みじん切りにしたパセリを散らして完成!

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パンととても相性がよいです!