我が家のトルコ料理

旅行をきっかけに1日3食トルコ料理になった我が家の食卓をレシピとともに紹介

ほんのり塩味がやみつきになるトルコの揚げパン「ピシ」

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揚げパンというと、給食の砂糖をまぶした甘いパンのイメージが強いですが、トルコの揚げパン「ピシ」はさっぱりヘルシー。パン作りって難解で特別な器具(型とか)が必要だと思ってたけど、全然そんなことないんですね。ピシなんてオーブンさえ必要なく、粉とフライパンがあれば、おいしくできます。スープのおともや、シロップ(作り方は後述)につければおやつにもぴったり♪

パン作りは上級者のものっていう固定観念はどこからくるのかなー。大手の料理教室の戦略が影響してそう。パン作りには大抵特別コースが用意されてるんですよね。例えばABCクッキングは、ブレッド基礎クラス(24回)⇒ブレッドマスタークラス(12回)⇒ライセンス取得。ダンス並の基礎練の多さ(笑)ライセンスって何のや。そもそも日常会話で「ブレッド」って発したことないわい。

各媒体でそんなコースを目にしたり、「ライセンス取りました」系SNS投稿なんかを見たりするうちに、あーパンって特別に大変なものなんだなってイメージが植えつけられていくのかも。欧米では昔から主食として自炊されてきたことを考えると、そんなに大変なはずはないのに。料理初心者もぜひぜひピシから試してみてください!

ちなみに「ピシ」のイントネーションは「石」や「梨」と一緒です。「駅」の方にしちゃうと、母がいちいち訂正してくるので、よろしくお願いします(笑)

材料(手のひらサイズ8枚分くらい)

  • 強力粉・・・・・・・・150g
  • 薄力粉・・・・・・・・100g
  • ドライイースト・・・・・・・・小さじ1
  • 塩・・・・・・・・小さじ1強
  • ぬるま湯・・・・・・・・100cc
  • 揚げ油(オリーブオイルなら軽く仕上がる)・・・・・・・・適量

作り方

  1. 生地をこねられる大きめのボウルにぬるま湯とドライイーストを入れて混ぜ、少し置く

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  2. 強力粉、薄力粉、塩を加えて混ぜ、柔らかい(耳たぶくらい)生地にまとまるまでこねる(6~7分)。途中堅ければ、ごく少量ずつ水を足す

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  3. 温かい場所(室温。バスタオルなどを巻くとよい)で1時間寝かせる

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  4. 生地を卵大とって、手のひらサイズの楕円形(厚み1センチくらい)にのばし、中心に小さな穴を開ける

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  5. オリーブオイルに両面をひたす

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  6. フライパンに生地がつかるくらいの油を入れて、揚げる(少し贅沢ですがオリーブオイルを使うとさっぱり仕上がる)。キッチンペーパーに上げて油をきる

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  7. 好みで甘いシロップ(砂糖1/2カップと水大さじ3を煮溶かして、レモン汁を少々入れる)にちょんちょんつけて食べるのもおすすめ♪

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もし岩塩があれば、生地をつくるときにパラパラといれておくと、ガリっと食感があっておいしいです。