我が家のトルコ料理

旅行をきっかけに1日3食トルコ料理になった我が家の食卓をレシピとともに紹介

これがトルコのおもてなし!家庭でフルコースをいただきました

液晶を軽く水拭きしたところ破壊されたPC…。ようやく買い直したので、久々の更新です。

母のトルコ語の先生にお呼ばれして、ご家庭におじゃましました。旦那さん(先生)、奥さん、子ども2人の4人家族です。トルコ人のおもてなしはすごい、とよく聞くので、期待して伺うと…なんと、奥さんの手料理をフルコースで堪能させてもらいました。写真が少し暗めですが、本場の家庭料理をご紹介します。

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まず、いただいたのはヤイラ・チョルバス(ヨーグルトのスープ)。ヨーグルトの酸味が食欲をそそる前菜にぴったりのスープです。少しごはんが入っていて、赤唐辛子とオリーブオイルのソースが決め手。わずかに入っていた牛肉もまた旨味を引き立てます。落ち着く味…💛

スープを飲み終えると、テーブルの中央にずらーっと並んでいる前菜を、パンと一緒に好きなだけ召し上がれ、とのこと。

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ズッキーニとディルの前菜。さっぱりしたやさしい味。3回おかわり(笑)

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にんじんとほうれん草の前菜。どちらもヨーグルト仕立てです。にんじんの方は以前、レシピを紹介しましたが、彼女のものにはくるみが入っていました。うまうまー!!

chikaekmek.hatenablog.com

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いんげんのトマト煮。こちらも落ち着くやさしい味。写真を撮り忘れましたが、そのほかにもネギのマリネやサラダがありました。どれもパンによく合い、とっても美味しかったです。そして…すでに大満足のなか出してくれたメインがこちら…!

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なすと挽肉のオーブン焼きと、牛肉のステーキです。これがどちらもめちゃうま。味に深みがあって、でもしつこくなく、ペロッと平らげられます。牛肉の方は、超高級なハヤシライスを食べているような感じ。トマトの旨味がベースで、ありそうでない感動的な味でした。添えてあるのはバターライス。普段は太ることを気にして普通のごはんだそうですが、お客さんのときはこうしてバターライスにするんだとか。

驚きなのは、8歳と3歳の超わんぱく少女がいる家庭だということ。家のなかを転げまわる、とっても手がかかりそうな子たちでしたが(笑)、そんな育ち盛りの子どもがいて、このフルコースをふるまえる心の余裕、すごくないですか?社交的で明るくやさしい、素敵な奥さんでした。日本語もかなりできました。多分ほぼすっぴんだけど、目鼻だちがはっきりしているので化粧も必要なくて、肌がめちゃきれいだった…。

家のなかは無駄なものがなく、すっきりぴかぴかで、とても居心地の良いおうちでした。

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最後には美味しいチャイ(紅茶)と、ブラウニーにクッキー。これらも全部手作り。そして、何が違うのか分からないけれど、チャイが最高に美味しくておかわりした。淹れ方にコツがあるんだろうなぁ。

「おもてなしの国」と自画自賛する日本は、確かにサービス業のレベルは高いものの、こうして家庭でおもてなしができる人って減っているんだろうなぁと、加担している身ながら考えさせられました(笑)トルコの女たちはすごいなぁ!

牛肉のステーキのレシピは特に知りたい!教えてもらって、またアップします!